B.Pilz vol.33
世間では王子様キャラで通しているアナウンサーの鮎川は、自分よりも人気な他局のアナウンサーである沖をライバル視している。 というのも、ふたりは高校の同級生で友人でもあり、鮎川は何をやっても沖に勝てなかったのだ。 なぜかお互い就職してから疎遠になっていたのだが、沖の女性関係スキャンダルが騒がれたタイミングで、彼は鮎川を訪ねてきて――。 「ふみしか頼れないんだ」なんて、見たことない顔で言ってくるのを邪険にできず、なりゆき同居生活が始まってしまい!? 世話焼き愛強めイケメン×猫かぶり負けず嫌い鈍感 ドッキリあり!? 人気アナたちのじれじれ重甘ふたり暮らし♪
「その、オメガってやつに、なったのか? 俺が?」 半吸血鬼(ダンピール)のレイは、氏族の次期当主であるジュードのため 「花嫁」候補者に課せられた試練に挑む。 求められるのは《より強大な異能を他者からコピーし持ち帰る》こと。 6名の候補者のなかでも特に秀でたものを持たないレイだが、 前向きさとジュードへの想いを胸に目指したのは、 存在を隠され隔離された未知の島――『アーグルトン』。 きっと素晴らしい能力があるに違いないと飛び込んだそこは、 人が「α」「β」「Ω」に分かれ独自の文化が形成された島で!?
『俺ゲイなんで、彼女はいないっす』 容姿が一際目立つ新入生・石井は、大学の新歓中とんでもない発言で場を凍らせた。 その台詞に期待をした男・林下渉(バイ)は仲良くなろうと近寄るが… 冷たいセリフを吐かれ秒でフラグを折られてしまう。 時を経て再度開かれた飲み会で石井の様子がおかしくて…? お互いの元彼が忘れられない、そんな状況の2人が出逢い、繰り返される大学生の青春ラブストーリー。
『起きとっちゃろ…?スミト』 家庭の事情で祖母のいる田舎に引っ越してきた時津澄人 移り住んだ慈鳥ヶ森村には古くから鴉天狗の言い伝えがあり、 澄人も幼い頃はそれに夢を膨らませていた。 高校の編入日を待つ寝静まった深夜、 暗闇に現れる怪しい影は静かに澄人の身体を弄ぶーー。 澄人は、いつしかその手を待ち望んでしまうようになっていた…。 そんな中、突然鞍馬岳が唐突に現れ、 急に澄人を番だと言い放ち!? 鴉天狗次期当主からの溺愛番ファンタジー