トップボタン 新刊案内 特典ペーパー配布店 書店様向け注文書DL 電子書籍 ツイッター フェア&トピックス リンク
 
ショコラティエの恋の味   2013年5月20日発売
■ショコラティエの恋の味
綺麗でかわいいあなたを 食べてしまいたい

バーで声をかけてきた年下の男──彼は由輝が忘れられない味を作ったショコラティエ・副島基也だった。過去の恋を断ち切れず、そのアプローチを躱し続けていた由輝。だがある事件で自暴自棄になった夜、彼と一夜を共にしてしまい? 「ゆっくり口説く覚悟はしました」焦る自分にあくまで真摯な基也。思わぬ形で始まった関係に戸惑いつつ、彼の濃密で甘やかな愛情に身も心も蕩かされていく。彼の傍は、心地がいい。そう感じ始めた矢先、元恋人の原から接触があって…!?

(著:藍生有 イラスト:笠井あゆみ)定価:本体562円+税
 
アマゾンからのご購入はこちらから

■登場人物紹介
副島基也(そえじまもとや)

【攻め】副島基也(そえじまもとや)
『ショコラティエ・ソエジマ』の若きオーナー。バーで出会った由輝にひとめ惚れし、熱心なアプローチを続けている。ワイルドな容貌に似合わず、濃やかで世話やきな一面もあり。

清野由輝(せいのよしき)

【受け】清野由輝(せいのよしき)
百貨店勤務で少々硬めな性格。既婚者の恋人・原との繋がりを断ち切れないまま、基也の気持ちに答えられずにいたが、原の裏切りを知った夜、基也と一線を越えてしまい…?

■チョイ読み

「優しくするから」
 ぬるん、と指が入ってきた。いきなりの感覚にのけぞると、その節々まで意識する結果になる。
 違和感があるだけで、痛みはなかった。
「だからいっぱい、気持ち良くなって」
 耳を塞ぎたくなるような音がする。入口が捲り上げられ、内側にまでローションが注がれた。
 ひやりとした感触は、だがすぐに体温と馴染む。
 ぐるりと指が回り、なにかを探るようにゆっくりと動いた。緩々と抜き差しされ、それから指が増やされる。
 息がかかった。ひくつき指を飲みこむその部分を、基也が見ているのだ。
 恥ずかしさに身をよじりたくてもできない。震える腰の奥に、ぬるっとした弾力のあるものが触れた。
「ひっ、ああっ、や、だ」
 舐められたのだ、と分かって全身が痺れる。
「いいから」
「だって、汚……いっ」
 そういえばシャワーも浴びてなかった。勢いがなくなって少しだけ頭がクリアになると、恥ずかしさにいたたまれなくなる。
「汚くなんかないよ」
 中の襞に触れられた。水音がじんわりとした熱を呼ぶ。
「綺麗だ」
 囁くような声も、聞いていられない。異物感が徐々に喜悦に変わり始めていたのだ。
 受け入れる快楽が目覚め始める。誘うように収縮し、意思には関係なくその指に吸いついていく。
「ああっ!」
 舌が、再び入り込んできた。体の内側まで舐められる感覚は強烈過ぎて、シーツに顔をすりつけて身悶える。
「やっ、もう」
 淫らな熱が生まれ、全身に広がっていく。じっくりと舌と指で蕩けさせられ、気がつくと声をあげて腰を揺らしていた。
「……もういいかな」
 濡れた切っ先が触れた。次の瞬間にはぐぐっと押し込められ、窄まりに先端がずるりと入り込む。
 久しぶりだから、力の抜き方が思い出せない。戸惑う内側に、ぎちぎちと熱が埋めこまれていく。
「っ、あ、んんっ……」
 一番太い部分を呑みこんでしまった以上、あとはすべてを飲み込むだけだった。
「はいって、くる……」
「分かる?」
「ん、……わか、る……」
 分からないはずがない。体の中を犯される感覚は強烈過ぎて、他のことなんて考えられない。
 後ろから受け入れた楔の熱さに、我を忘れた。それはとんでもなく奥まで届き、弱い部分を刺激する。さっき指でも確認されたそこは、くびれた部分に擦られただけで息が止まってしまう。
「っ、すげぇ。あったかい」
 基也も息が荒い。興奮しているのは自分だけじゃない、そう思うと更に熱があがる。
「気持ちいい?」
 がくがくと首を振った。それが精一杯だった。
 由輝の本性を暴こうとでもするように、ゆっくりと内側を探る動き。擦られた粘膜が震え、更に彼を締めつける。くびれの段差まで分かるほど、強く。
 深く突き入れ、かき回すように腰を動かされるともうだめだった。
「あっ、い……い……」
「ここが気持ちいいのかな?」
「ふっ、ぅぅ、そこ、いや」
 全身がびりびりと痺れる。我慢できずに前に手を伸ばした。
 とにかく早く極めたくて、濡れたものに触れる。堪え性のないそこは、既にだらだらと先走りをこぼしていた。
 原としていた時は、必ず自分の手で極めた。そうすることを、彼が好んだからだ。
 けれど。
「まだだよ」
 その手ごと包み込まれ、根元まで導かれる。
「まだいっちゃダメ」
 耳ごと口に含まれ、下生えに基也の指が絡む。
「どう、して……」
「壊してって言ったの、由輝さんだよ」
「やっ、……いたっ」
 下生えを軽く引っ張られ、痛みに眉を寄せた。
「ぐちゃぐちゃにしてあげる。もう何も考えられないくらい」
 彼は今、どんな顔をしているのだろう。それが見たくて振り返ると、そこには蕩けそうな顔があった。
「教えてあげるよ。俺が由輝さんに、どんなことをしたいと思っていたか」


【続きは本編でお楽しみ下さい】

プライバシーポリシー 著作権について会社概要
Copyright 2010by LiLik bunkoAll right reserved.